東芝、NYグランドセントラル駅に600台のLED照明　イルミネーションイベントも

2013年11月22日 14:11

　東芝は22日、米ニューヨークのグランドセントラル駅にLED照明を納入したと発表した。現地11月21日から12月26日まで、駅構内でLEDイルミネーションイベントを行うという。

　同社によると、今回納入したLED照明は約600台で、グランドセントラル駅のメインコンコース上部とホーム入口に設置する。

　納入先となるグランドセントラル駅は1日約75万人が利用し、映画の舞台にもなっているニューヨークのシンボル的存在で、今年築100周年を迎える歴史的建造物。

　イルミネーションイベントでは、メインコンコースの西側にある354個の窓に照明器具を取り付け、サンクスギビングやクリスマスのモチーフなど、照明デザイナーが作成したさまざまな投影イルミネーションを実施するという。

　東芝は、昨年にはワシントンDCスミソニアン博物館にLED照明の納入を行なっていた。今回もイルミネーションイベントを開催することで、北米で照明事業のブランド認知拡大を図り、さらなる事業拡大を目指すとしている。