タカショーが増益、イオンがヤフーなどと連携しICT駆使した取り組みを推進、10月のアルバイトの平均時給は0.7%増の953円、エナリスがワタミグループと電力の「代理購入サービス」契約を締結=21日の注目銘柄

2013年11月21日 07:55

【11月21日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 21日の注目銘柄です。タカショーが増益、イオンがヤフーなどと連携しICT駆使した取り組みを推進、10月のアルバイトの平均時給は0.7%増の953円、エナリスがワタミグループと電力の「代理購入サービス」契約を締結。

 ガーデニング品を取り扱うタカショー(Jス:7590)は20日、2014年1月期第3四半期の連結決算を公表し、それによると、純利益は前年同期比2%増の6億円だった。プロユース部門で、家と庭をつなぐ空間となる「ポーチガーデン」シリーズの販売が堅調に推移した。売上高は前年同期比7%増の142億円、営業利益は販売管理費の増加などで同3%減の10億円、経常利益は同微減の10億円だった。

 イオン(東:8267)は20日、ソフトバンクテレコム(本社:東京都港区)およびヤフー(東:4689)と連携し、12月20日のイオン幕張新都心店のオープンを皮切りに、ICT(情報通信技術)を駆使した取り組みを推進すると発表した。具体的には、ソフトバンクテレコムとヤフーが提供する「ウルトラ集客」との連動強化、「Yahoo!ショッピング」への積極的な参加などを実施する。

 リクルートジョブズ(本社:東京都中央区)は20日、2013年10月の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」をまとめ、発表した。それによると、三大都市の10月度平均時給は前年同月より7円増額の953円で、前年同月より0.7%増となり、過去5年間で最高水準の伸び率となった。職種別では「フード系」(前年同月比増減額 13円プラス)の伸びが目立った。首都圏の平均時給は991円(同7円プラス)、東海の平均時給は899円(同6円プラス)、関西の平均時給は910円(同7円プラス)だった。

 エネルギーマネジメントを手がけるエナリス(東マ:6079)は20日、ワタミ(東:7522)グループと、電力の調達改善を目的とした「代理購入サービス」契約を締結したと発表した。本サービス」は、エナリスが各拠点の電力使用状況に合わせて、複数の電力事業者から調達する「調達改善」であり、資源エネルギー庁が2012年に公表した「部分供給に関する指針 」に沿ったサービスだという。エナリスは同サービスを10月から東京電力エリア及び関西電力エリアで開始しており、2014年中に全国(沖縄を除く)に拡充していく予定。【了】

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