『未来の選択』第12話 チョン・ヨンファ、ついに正体現す “ボス”の威厳見せつけ

2013年11月20日 21:04

 『未来の選択』のチョン・ヨンファが、財閥3世のラグジュアリーなスーツ姿で、アンダーカバーボスの威厳溢れるオーラを漂わせた。

 チョン・ヨンファは、「ウェルメイド新タイムスリップドラマ」として好評を博しているKBS月火ドラマ『未来の選択』(脚本:ホン・ジナ / 演出:クォン・ゲホン、ユ・ジョンソン / 製制作:エネックステレコム)に、アンダーカバーボスであり新入VJでもあるパク・セジュ役として出演中。誰にも真似できない彼ならではの演技で、2つの顔を持つパク・セジュの“二重生活”を魅力的に演き出している。

 そして、19日放送の第12話ではパク・セジュがいよいよVJの仮面を脱ぎ、これまで隠してきたアンダーカバーボスとしての威厳溢れる姿を見せることになる。

 これに先立ち、第11話では、キム・シン(イ・ドンゴン)の突然の告白でさらに“縁”と“運命”の狭間で悩みに悩むミレ(ユン・ウネ)がついに決断を下すことに。

 そしてそんなミレの告白を緊張の面持ちで受けるセジュ(チョン・ヨンファ)のぎこちない姿が描かれた。

 張り詰めた緊張と沈黙の中でチョン・ヨンファがアンダーカバーボスの姿で登場するシーンは、17日に京畿道の盆唐(ブンダン)にて撮影された。

 カジュアルなファッションの活気あるVJの姿を脱ぎ捨て、高貴で堂々としたカリスマ性漂うスーツを着て現場に現れたチョン・ヨンファの姿に、制作陣から感嘆の声が漏れたという。

 チョン・ヨンファは髪を小奇麗に整え、濃いトーンのスーツに淡いブルーカラーのシャツ、ドット柄のネクタイ、パープルのポケットチーフというコーディネートで、マスコミ財閥家の後継者らしいオーラを漂わせた。

 また、1トーン下げた重みのある声でセリフを発する彼の姿に製作陣は、「まさにエリート後継者そのもの」と絶賛したという。

 チョン・ヨンファはアンダーカバーボスとしての正体を現す今回のシーンのために、感情の流れについて長時間監督と意見を交わし、スタイリストが用意したスーツのディテール1つにまで気を使うなど、キャラクターに対する強い思い入れを見せた。

 また、派手ではないが、財閥家の後継者が生まれ持つ品格が感じられるスーツを選ぶために何着も衣装を試着し、アンダーカバーボス パク・セジュに完璧に変身するために心血を注いだという。

 この日は前日夜明けまで続いた徹夜の撮影のせいで皆の疲労もマックスとなっていたが、チョン・ヨンファは撮影の合間にメイキングカメラを自ら手に持ったり、スタッフたちと茶目っ気たっぷりに冗談を交わしたりと、撮影現場の雰囲気を温かく盛り上げていたという。

 制作会社エネックステレコムは、「これまでとはまったく違う姿をしたパク・セジュの第2幕が開かれる。パッと見事に変わったパク・セジュを表現しようとベストを尽くすチョン・ヨンファの演技に注目してほしい」と伝えた。

 第11話では、熱血新人作家として少しずつ認められ始める一方で、愛する男性キム・シンと愛すべき男性との間で悩みに悩んだ末、ついに決断を下すことにしたミレの姿が描かれ、三角ラブラインの新しい展開を予感させた。

 ミレの決断がキム・シンとパク・セジュにどんな結末をもたらすのか、『未来の選択』第12話は19日の夜10時に放送された。(翻訳:中川)

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