エナリス:ワタミグループと電力の調達改善を目的とした「代理購入サービス」契約を締結、電力のより効率的な活用法を提案

2013年11月20日 18:33

【11月20日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 エネルギーマネジメントを手がけるエナリス(東マ:6079)は20日、ワタミ(東:7522)グループと、電力の調達改善を目的とした「代理購入サービス」契約を締結したと発表した。

 エナリスは、2012年からワタミグループの全国の外食店舗(514店舗)、介護ホーム(89ホーム)及び本社ビル(1棟)に電力管理システム「FALCON SYSTEM 」を導入し、ワタミグループの電力使用量の削減に取り組んできた。

 今回の「代理購入サービス」は、エナリスが各拠点の電力使用状況に合わせて、複数の電力事業者から調達する「調達改善」であり、資源エネルギー庁が2012年に公表した「部分供給に関する指針」に沿ったサービスだという。

 エナリスは、ワタミグループの本社ビル1棟、外食店舗18店、介護ホーム39棟で本サービスを開始し、電気料金の削減を図る。今後は、ワタミグループが保有する風力発電所や太陽光発電所での効率的活用方法についても提案を行っていくという。エナリスは本サービスを10月から東京電力エリア及び関西電力エリアで開始しており、2014年中に全国(沖縄を除く)に拡充していく予定。【了】

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