トヨタ:中国江蘇省にハイブリッド用電池製造の合弁会社を設立

2013年11月14日 18:04

【11月14日、さくらフィナンシャルニュース=東京】トヨタ自動車(東・名・札・福:7203)は14日、常熟新中源創業投資、プライムアース EV エナジー(本社:静岡県湖西市)、トヨタ自動車(中国)投資と4社で共同出資し、江蘇省常熟市にハイブリッド用電池製造会社「新中源トヨタエナジーシステム有限会社」を設立したと発表した。新会社の総投資額は975万米ドル(約9億7110万円)。出資比率は、常熟新中源創業投資が50%、トヨタ自動車(中国)投資が5%、プライムアース EV エナジーが10%、トヨタ自動車が35%となる。

　トヨタは現在、トヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(以下、TMEC)を中心に、2015 年頃に発売する車両への搭載を予定し、中国産ハイブリッドユニットの開発に取り組んでいる。今回設立した新会社では、TMECで開発しているハイブリッドユニットの主要コンポーネントの一つである電池の組み立てを行う。