ゼンショーHDが大幅減益、イオンが新業態「エフティ」を立ち上げ、トヨタなど4社が電動車両用充電器の設置事業者に対する支援内容を発表、2013年度の企業の情報化投資は増加傾向=13日の注目銘柄

2013年11月13日 09:34

【11月13日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 13日の注目銘柄です。ゼンショーHDが大幅減益、イオンが新業態「エフティ」を立ち上げ、トヨタなど4社が電動車両用充電器の設置事業者に対する支援内容を発表、2013年度の企業の情報化投資は増加傾向。

 ゼンショーホールディングス(東:7550)が12日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比87%減の4億円だった。「すき家」をはじめとする牛丼カテゴリーの既存店売上高が前年の水準を下回ったことなどによって収益が悪化した。売上高は同11%増の2276億円、営業利益は同51%減の43億円、経常利益は同49%減の41億円。

 イオン(東:8267)は12日、ファッションと生活雑貨に、カフェやネイルサロンな どを融合した大型専門店「エフティ」を、11月30日にイオンタウン吉川美南(所在地:埼玉県吉川市、同日グランドオープン)内にオープンすると発表した。同社は、この「エフティ」を小売事業のさらなる成長に向けた戦略の新たな柱として位置づける。 店内では、女性向け40ブランド、男性向け28ブランド、子ども向け14ブランドと、生活雑貨など8ブランドを展開する。

 トヨタ自動車(東・名・札・福:7203)、日産自動車(東:7201)、ホンダ(東:7267)、三菱自動車(東:7211)の4社は12日、7月に発表した電動車両(「PHV・PHEV・EV」)用充電器の設置活動を共同推進するとの考えのもと、設置事業者に対する具体的な支援内容を決定したことを発表した。商業施設、コンビニエンスストア、ガソリンスタンドなどの施設内に設置されるものを対象に、本体購入から電気代までをサポートする。支援内容の決定に併せて12日より申請の受付を開始した。

 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(本社:東京都中野区)は12日、国内企業約1400社のIT関連業務従事者に実施したアンケート調査より、企業の情報化投資動向を発表した。それによると、企業の情報化投資見込みは、2008年度〜2009年度を底として回復基調にあることがわかった。また、1000人以上の企業では、タブレット型端末を「本格導入する」割合が増加しており、大企業を中心にタブレット型端末に対する投資意欲が上昇傾向にあることが明らかとなった。【了】

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