イオン:新業態「エフティ」を立ち上げ、ファッションや生活雑貨にカフェなどを融合、居心地の良いショッピング空間を提案

2013年11月12日 17:25

【11月12日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 イオン(東:8267)は12日、ファッションと生活雑貨に、カフェやネイルサロンな どを融合した大型専門店「エフティ」を、11月30日にイオンタウン吉川美南(所在地:埼玉県吉川市、同日グランドオープン)内にオープンすると発表した。同社は、この「エフティ」を小売事業のさらなる成長に向けた戦略の新たな柱として位置づける。リアルの店舗だからこそ可能な“空間の提案”を強みに、スマートフォン用のアプリを通じてO2Oの可能性も最大限に活用しながら多店舗展開していく考え。

ファミリー世代の消費スタイルが変化するいま、家族との調和を大切にしながら、ファッションや生活アイテムでは自身の個性や価値観を表現する人が増えているという。 そのような中、エフティでは「自分らしさ」と「家族とのつながり」をともに大切にする顧客に向けて、 ブランドの垣根を越えてスタイル別に編成したトレンドファッションと、ファミリーで ゆったりと過ごせる居心地の良いショッピング空間を提供する。

 店内には、女性向け40ブランド、男性向け28ブランド、子ども向け14ブランドと、生活雑貨など8ブランドを展開。“トラッド”、“フェミニン”、“ユーロ”といったスタイル別のゾーンに、トレンドファッションと雑貨アイテムを同時に展開するのが特徴となっている。従来、専門店等で別々に探していた顧客の「自分のスタイルに合うアイテムを楽しく、効率良く見つけたい」というニーズに応える。

 また、ネットでも気軽にショッピングができる現代において、あえて「あの場所でゆっくりと買い物がしたい」と思える空間を提案すべく、エフティではワンフロアの店内には家族とくつろげるカフェやネイルサロン、さらに子どもが自由に絵本などを楽しめる 「こどもラウンジ」を併設。ショッピングも、休憩のひとときも、“エフティにいると居心地がいい”と思える場所を目指すとしている。

 なお、会員登録することでお得な情報やクーポンが受け取れるエフティのオリジナルアプリを、11月23日より配信する予定。 【了】

関連記事

最新記事