【銘柄フラッシュ】宮地エンジニアリングやチムニーが急伸しファナックも高い
2013年11月8日 16:35
8日は、宮地エンジニアリンググループ <3431> が昨日発表の四半期決算の大幅増益を好感して36.0%ストップ高を朝方から継続。同じくイーグル工業 <6486> は大きく高値更新の9.4%高。鬼怒川ゴム工業 <5196> は急反発の6.7%高。チムニー <3178> (東2)はTOB(公開買い付け)を材料に27.8%ストップ高。フライトホールディングス <3753> (東マ)は黒字転換を好感して15.7%ストップ高。アドソル日進 <3837> (JQS)は一昨日の発表を好感して連日ストップ高の24.3%高。
ファナック <6954> は安く始まったものの切り返し、後場は強含んで0.5%高。外部要因は悪く、ECB(欧州中央銀行)の利下げを受けて為替が対ユーロを軸に円高となり、上海・香港・台湾株が下げたにもかかわらず1万5000円台で下げ渋り下値固めの様子。
12時30分に四半期決算を発表した荏原 <6361> は急伸6.8%高、13時に発表の三越伊勢丹ホールディングス <3099> は下げたものの、14時に発表したヒラノテクシード <6245> は一段高の10.2%高。
東証1部の値上がり率1位は前出・宮地エンジニアリンググループ <3431> の36.0%ストップ高、2位は岡村製作所 <7994> の14.2%高となり11月1日に発表した四半期決算を材料視とされて7ヵ月ぶりに高値を更新、3位は黒崎播磨 <5352> の13.7%高となり昨日発表した四半期決算で通期の業績予想と配当予想を増額し昨年来の高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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