スクエニが黒字転換、トヨタ、カカクコム通期業績予想を上方修正、コロプラが好決算=7日の注目銘柄

2013年11月7日 06:33

【11月7日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 7日の注目銘柄です。スクエニが黒字転換、トヨタ、カカクコム、コロプラが好決算。

 スクウェア・エニックス・ホールディングス(東:9684)が6日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算は、純損益が26億円の黒字だった。前年同期54億円の赤字から黒字転換を果たした。北米での家庭用ゲーム機向けソフトの販売が好調だった。売上高は前年同期比1%増の616億円、営業損益は46億円の黒字(前年同期は52億円の赤字)、経常損益は56億円の黒字(同62億円の赤字)だった。

 トヨタ自動車(東・名・札・福:7203)が6日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算(米国基準)は、純利益が前年同期比83%増の1兆6億円だった。為替変動の好影響、原価改善などが増益要因となった。売上高は前年同期比15%増の12兆5374億円、営業利益は同81%増の1兆2554億円だった。また、同社は通期業績予想を上方修正した。

 カカクコム(東:2371)が6日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比34%増の40億円だった。運営サイト「価格.com」、「食べログ」が順調にユーザーを増やした。売上高は同29%増の133億円、営業利益は同30%増の65億円、経常利益は同33%増の65億円だった。さらに、同社は通期業績予想を上方修正した。

 コロプラ(東マ:3668)が6日に発表した2013年9月期の決算(非連結)は、純利益が前期比4.1倍の31億円だった。既存タイトルの拡大と、新規タイトル投入に注力したことが奏功した。売上高は前期比3.3倍の167億円、営業利益は同3.8倍の57億円、経常利益は同3.9倍の57億円だった。また、同社は、2014年9月期の業績予想を発表し、それによると、今期も大幅な増収増益を見込んでいる。【了】

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