(韓国)日本たたきの背景:父親との比較や内政失策に絡む朴大統領の苦悩

2013年11月7日 09:12


*09:12JST (韓国)日本たたきの背景:父親との比較や内政失策に絡む朴大統領の苦悩
韓国の日本たたきが連日報じられているが、その原因についてはメディアや専門家が様々な角度から分析を試みている。

朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の父である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領は戦前、満州国軍中尉という高い地位にあった。元大統領は日本に有利な内容で1965年に日韓基本条約を結んだとして、いまだに一部の韓国人から非難されている。

娘である朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の支持率は60%台前半で安定推移しているが、内政への評価は50%にとどまるという。政策ミスやスキャンダルなどが国内評価を低めている理由だが、こうした中で安易に日本に譲歩姿勢を見せられないという状況が、日本たたきを加速させている一因との見方がある。

常に父親との比較にさらされている朴大統領にとって、高い支持率を得るための日本批判は当面続く可能性が高い。《RS》

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