トヨタ:今中間期の純利益は83%増、為替の変動が収益を下支え、中間配当を増配、通期予想を上方修正
2013年11月6日 18:36
【11月6日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 トヨタ自動車(東・名・札・福:7203)が6日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算(米国基準)は、純利益が前年同期比83%増の1兆6億円だった。為替変動の影響が5400億円、原価改善で1400億円、営業面の努力により400億円の増益要因があった。自動車の販売台数は、日本では前年同期比7.6%減少し、海外で同1.3%増加した。
売上高は前年同期比15%増の12兆5374億円、営業利益は同81%増の1兆2554億円だった。
また、同社は、これまで未定としていた中間配当を前期より35円増配となる1株あたり65円に決定した。期末配当は未定としている。
さらに、同社は通期業績予想を上方修正した。売上高を前回予想24兆円から前期比13%増の25兆円に、営業利益を同1兆9400億円から同67%増の2兆2000億円に、純利益を同1兆4800億円から同74%増の1兆6700億円に、それぞれ引き上げた。前提となる為替レートは1米ドル97円、1ユーロ130円。【了】