MITが人間用ヒートシンク型デバイスを開発。しかしタダの冷却装置ではない
2013年11月5日 12:23
あるAnonymous Coward 曰く、 MITの学生が、ブレスレットの形をした人間用ヒートシンク風温度調整デバイス「Wristify」を考案した(本家/.、WIRED)。
WristiftのWebサイトに掲載されている写真は、腕時計にヒートシンクを付けただけという、まさに「そのまま」のもの。しかし、これはただヒートシンクを使って熱を逃がすだけでなく、皮膚に刺激を与えることで体感温度を調節できるというデバイスらしい。そのため、暑いときに涼むだけでなく、寒いときに暖まることもできるというのだ。人間の体感温度は相対的なものであり、同じ温度でも状況によって寒く感じたり暖かく感じたりする。この感覚をコントロールするというのがこのアイテムのキモらしい。
これにより、部屋のある人がエアコンを強くして、ほかの人が寒がる/暑がる、といった問題を解決できるという。
スラッシュドットのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | ハードウェア
関連ストーリー:
マヨネーズは短期間であればシリコングリスの代わりとして使える 2013年07月04日
冷却ファン付きマウス 2012年06月06日
ドクター・中松、「重さ4.6g、消費電力4W、胸に入れるだけでOK」という冷却装置を開発 2011年06月30日