野村不動産など、次世代型マンションエネルギーマネジメントシステムを開発
2013年11月5日 13:19
野村不動産とファミリーネット・ジャパン(略称:FNJ)は、パナソニック製の高圧一括受電適応エコキュートを採用し、マンション・エネルギーマネジメントシステム(MEMS)「エネコック」と組み合わせることで、日本初の「次世代型マンションエネルギーマネジメントシステム」を開発した。同システムは先導的な取り組みの一つとして、野村不動産が川崎市幸区にて計画を推進中の新築分譲マンション「プラウドシティ新川崎」に導入される。
野村不動産とFNJはこれまで、専有部の電力とインターネットを融合し、共用部電力のデマンドコントロールなどで電力消費のピークを抑制するマンション・エネルギーマネジメントシステム「エネコック」を開発、導入してきた。今回は、エネルギー利用先進モデルを作り上げるために、パナソニック製の「高圧一括受電適応エコキュート」を採用し、ピークカット・ピークシフトの2つの設定を可能にすることで、マンション全体の電力ピーク抑制を図る。
エネルギーマネジメントシステムの採用に加えて、リビングにおける最新高効率エアコンの実装設置、専有部のLED化等により、一次エネルギー消費量を従来の電気ガス併用住宅に比べて約20%削減することが可能。