ゼンショーが下方修正、ぴあが上方修正、キヤノンMJが自社株買い、クックパッドが「漢方デスク」事業を分社化、ノハナと日本郵便が年賀状サービスで連携=5日の注目銘柄

2013年11月5日 06:31

【11月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 5日の注目銘柄です。ゼンショーが下方修正、ぴあが上方修正、キヤノンMJが自社株買い、クックパッドが「漢方デスク」事業を分社化、ノハナと日本郵便が年賀状サービスで連携。

 ゼンショーホールディングス(東:7550)は1日、2014年3月期の通期連結業績予想を下方修正し、純利益を前回予想62億円から前期比89%減の5億円に引き下げた。第2四半期累計期間の既存店売上高が当初の計画を下回っていることに加え、食材価格や電気料金の高止まりといった厳しい経営環境が続くことを見込み、予想を引き下げた。売上高は同4739億円から同9%増の4544億円に、営業利益は同188億円から同43%減の83億円に、経常利益を同172億円から同46%減の74億円に、それぞれ引き下げた。

 ぴあ(東:4337)は1日、2014年3月期の通期連結業績予想を上方修正し、純利益を前回予想5億円から前年同期比83%増の7億円に引き上げた。音楽ジャンルを中心とした大型興行のチケット販売等が堅調に推移し、売上高・収益ともに予想を上回る見込みとなったことから予想を引き上げた。売上高は同110億円から同7%増の120億円に、営業利益は同6億円から同2.1倍の8億円に、経常利益を同6億円から同2.3倍の8億円に修正した。

 キヤノンマーケティングジャパン(東:8060)は1日、発行済株式総数の3.38%にあたる450万株を上限として、自己株式を取得すると発表した。取得価額総額の上限は50億円。取得期間は11月5日から12月19日。

 クックパッド(東1:2193)は、10月に新会社・漢方デスクを設立し、1日付で日本漢方・薬膳の総合ポータルサイト「漢方デスク」を事業譲渡したと発表した。新会社の漢方デスクには、「漢方デスク」を一人で開発、運営してきた葉山茂一氏が代表取締役に就任し、渡辺賢治教授も取締役に就任する。同社では今後、より多くの人に漢方を生活に取り入れてもらうためのサービスづくりに取り組んでいくとしている。

 ミクシィ(東マ:2121)は1日、スマートフォン向けのフォトブック作成アプリを手がける子会社ノハナが、11月15日より日本郵便と連携し、「ノハナ年賀状2014」の提供を開始すると発表した。フォトブック作成アプリ「ノハナ」にアップロードした写真やスマートフォンの中にある写真を利用して、日本郵便が発行するお年玉付郵便葉書にデザインし、自宅に郵送する。提供期間は2013年11月15日〜2014年1月15日(β版は公開中)。【了】

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