松屋フーズ:今中間期の純利益55%増、新規出店効果と販管費の減少効果で増収増益、通期営業利益を上方修正

2013年10月31日 15:10

【10月31日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 牛丼の松屋を展開する松屋フーズ(東:9887)が31日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比55%増の1億円だった。既存店売上高は前年を下回ったものの、新規出店による増収効果が寄与した。また、新規出店が前年よりも少なかった影響でイニシャルコストが減少、これにともない販管費も減少した。

 売上高は同1%増の386億円、営業利益は同48%増の6億円、経常利益は同40%増の6億円だった。

 また、同社は2014年3月期の通期連結業績予想を修正し、営業利益は前回予想18億円から前期比10%増の21億円に引き上げた。原材料価格の上昇が一服したことや、各種経費の削減が進展した。一方、既存店売上高が予想を下回って推移していることや、新規出店が当初計画に届いていないことを踏まえ、売上高を同821億円から同微増の792億円に引き下げた。経常利益と純利益については予想を据え置いた。【了】

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