ホンダ:ブラジル自動車業界で初の風力発電拠点を着工、四輪車生産に必要な電力を再生可能エネルギーで創出

2013年10月30日 18:22

【10月30日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ホンダ(東:7267)のブラジルにおける風力発電事業会社であるホンダエナジー・ド・ブラジル・リミターダ(以下、「ホンダエナジー」)は30日、ブラジル南部に建設される風力発電拠点の着工記念式典を行ったと発表した。2014年9月の稼働開始を予定している。


この風力発電事業は、自らの企業活動で発生する環境負荷の最小化を目指し、ブラジル自動車業界ではホンダが初めて開始するもの。なお、この風力発電事業への総投資金額は約1億レアル(約43億円)を予定する。


ホンダエナジーが運営する発電拠点には風力タービン9機が設置される予定で、年間発電量は現在ホンダブラジルでの四輪車生産活動(年間生産台数約14万台)に必要とする年間電力量に相当する約9万5000メガワットアワーとなる予定。工場で必要な電力量を再生可能エネルギーで創出することによるCO2排出量の低減効果は、年間約2200トン以上に上る見込み。【了】


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