【銘柄フラッシュ】TACやダイヤ通商が急伸し三井製糖や積水化学も高い
2013年10月30日 16:43
30日は、昨日第2四半期の好決算を発表したタダノ <6395> が後場も急伸したまま値を保ち16.2%高、オムロン <6645> は6.1%高など、引き続き好業績株が強調。また、NYダウの過去最高値を受けてホンダ <7267> が戻り高値に急接近し1.3%高、京セラ <6971> は出直りを強めて2.6%高。日経平均への寄与度の高いファーストリテイリング <9983> は2.7%高。
後場寄り後に第2四半期決算を発表の明治海運 <9115> は一時ストップ高マまで急伸し終値は6.5%高。13時30分に発表した新日鐵住金 <5401> は発表後にダレ模様になり2.7%安となったものの、同時間に発表した積水化学工業 <4204> は一段高の2.9%高。14時30分に発表した三井製糖 <2109> も一段高となり7.8%高。
材料株も強く、宮城県仙台市などに地盤があるダイヤ通商 <7462> (JQS)は復興需要への期待再燃とされて33.0%ストップ高、携帯販売のアルファグループ <3322> (JQS)は「アイフォーン」「アイパッド」の新モデルに期待と25.3%ストップ高。電力自由化関連のグリムス <3150> (JQS)は23.6%ストップ高、省電舎 <1711> (東マ)も21.0%ストップ高。高見沢サイバネティックス <6424> (JQS)は消費税による駅の券売機の更新需要などがいわれて22.8%ストップ高。
東証1部の値上がり率1位は通信講座などのTAC <4319> の34.3%ストップ高となり昨日発表の業績予想の増額修正など好感、2位は駒井ハルテック <5915> の22.7%高となり政策的な洋上風力発電の設置増加などに期待とされて2006年来の高値、3位はエクセディ <7278> の18.8%高となり昨日発表の業績予想の増額修正など好感し2011年以来の高値に進んだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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