KDDIとコロプラ、位置情報ビッグデータを活用した観光動態調査レポートを提供開始

2013年10月29日 17:50

 KDDIとコロプラは、10月29日より、地方自治体や観光協会などを対象に、位置情報ビッグデータを活用した観光動態調査レポートを提供開始する。なお、東日本大震災によって被災した岩手県・宮城県・福島県に対しては、同レポートの無償提供を行う。

 今回の観光動態調査レポートの提供は、2013年7月18日から2013年9月末まで、KDDIとコロプラが連携して実施した観光動態分析の実証実験において一定の成果が得られたことを受け、より多くの地方自治体や観光協会などが位置情報データを観光施策の立案や地域振興に活用できるよう開始するもの。これにより、地方自治体や観光協会などは、来訪した観光客の性別や年齢層別の周遊・滞在傾向、時間帯の分析を行うことができ、各地域の観光振興等に役立てることができる。

 また、同レポートを岩手県、宮城県、福島県へ無償で提供することで、東日本大震災の被災により大きく変化した人の流れを把握し、各県全域への観光振興、特に沿岸部の観光回復に貢献する。

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