KDDIが増収増益・株主優待制度の導入を発表、NTTコムが米ネットワーク会社買収、スタバがオンラインストらオープン、JALが国内線初の機内インターネット導入=29日の注目銘柄

2013年10月29日 09:29

【10月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 29日の注目銘柄です。KDDIが増収増益・株主優待制度の導入を発表、NTTコムが米ネットワーク会社買収、スタバがオンラインストらオープン、JALが国内線初の機内インターネット導入。

  KDDI(東:9433)が28日に発表した2014年3月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比4%増の1630億円だった。スマートフォンシフトが順調に進み、スマートフォン+固定通信の料金プラン「auスマートバリュー」の利用者が着実に増加したことで、データ通信料収入、端末販売収入が増加した。また、ジュピターテレコム(J:COM)の連結子会社化による増収効果も増益に寄与した。売上高は同18%増の2兆537億円、営業利益は同50%増の3476億円、経常利益は同55%増の3520億円だった。

 また、KDDI(東:9433)は28日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月31日現在を基準として、株主名簿に記録された1単元(100株)以上を保有している株主に対し、au端末購入に利用できるクーポンを保有株式数と保有期間に応じて贈呈する。内容は保有株式数100〜999株の場合、保有期間が1年未満なら5000円、1年以上〜5年未満なら8000円、5年以上なら1万円。1000〜1999株の場合はそれぞれ1万円・1万3000円・1万5000円。2000株以上の場合はそれぞれ1万5000円・1万8000円・2万円。

 NTTコミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、以下「NTTコム」)は28日、196の国と地域でネットワークサービスやクラウド型マネージドネットワークサービスを提供しているバーテラ・テクノロジー・サービス(本社:米国コロラド州デンバー、以下「バーテラ社」)を買収すると発表した。同社の株式100%を約5億2500万米ドル(約512億円)で取得する。両社のオペレーション統合によるグローバルでの一元的なオペレーション体制の推進、より高度なクラウド型マネージドネットワークサービスの提供などを通じ、グローバル市場のリーダポジション獲得を目指す。

 スターバックス コーヒー ジャパン(JQ:2712)は28日、インターネット会員サービス「My Starbucks」の会員向けサービスとして、パソコンやスマートフォンでスターバックスの商品を購入できる“Starbucks Online Store”を、10月29日にオープンすると発表した。スターバックス コーヒー ジャパン 公式ホームページ内にオープンし、コーヒー豆や家庭用コーヒー商品をはじめ、コーヒー抽出器具やマグカップ・タンブラーなど、約50アイテムを取りそろえる。

 JAL(東:9205)は28日、国内線の機内インテリアを刷新するとともに、他社に先駆け国内線で初となる機内インターネットサービス(有料)を開始すると発表した。インテリアの刷新と機内インターネットの導入を行うのは、ボーイング社製の国内線機材77機(予定)。2014年5月からの就航を予定(機内インターネットは夏に開始)。【了】

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