東電、米オーパワー社と業務提携へ 料金メニュー・省エネ提案サービスを拡充

2013年10月28日 17:35

 東京電力は、毎月の電気使用量の確認や顧客のライフスタイルに合った料金メニューの提案、省エネアドバイスの提供などを行う無料会員制インターネットサービス「でんき家計簿」を家庭向けに展開しているが、同サービスのさらなる充実に向け、今回、米オーパワー社と業務提携に関する基本合意書を締結したと、28日発表した。今後東電は、最終的な契約書の締結に向けてオーパワー社とさらに協議を進めていく方針。

 オーパワー社との業務提携により、同社の保有する世界最先端のエネルギーデータ解析技術・提案ノウハウなどを活用し、2014年7月以降、「でんき家計簿」の会員向けに、毎月の電力使用状況のより分かりやすい形での提供や、顧客の使用形態に応じた省エネ手法の提案、電子メール等を通じた定期的なエネルギー利用状況レポートなど、新たなサービスを順次提供することが可能となる。

 また、東電が現在進めているスマートメーター導入後は、顧客の電力使用状況データが詳細に把握できるようになることから、より詳細な電力使用量の見える化や当該データを用いた新たなサービスの提供などの機能を拡充していく予定。

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