無骨から洗練へ 日産の新型「エクストレイル」12月デビュー
2013年10月25日 20:02
日産自動車<7201>の「エクストレイル」といえば、車名からして、スポーツスノーボード、スケートボードなどの過激さを持ち味とする、エクストリームスポーツという言葉を由来としているタフなイメージのSUVだ。当然デザインも無骨で、頑丈な道具といった趣だった。しかし、フルモデルチェンジを遂げた新型は、洗練されたデザインのクルマに生まれ変わった。
日産自動車は、フルモデルチェンジした新型「エクストレイル」を12月より発売すると発表した。
新型「エクストレイル」は、アウトドアスポーツを楽しむ若者をターゲットとした、進化をし続ける本格SUVだ。あらゆるシーンで高い走行性能を発揮する。
ユーザーのアウトドアスポーツライフを快適にサポートするため、前モデルで好評だった防水加工フロア、防水シート及び大容量の防水ラゲッジルームの継承はもちろん、今回荷室の間仕切りが簡単に行えるフレキシブルラゲッジ機能や大容量コンソールなどを採用することで、「道具」としても進化している。
加えてインテリジェントパーキングアシスト付のアラウンドビューモニターや、充実したセーフティシールドテクノロジーによって、さまざまな運転シーンで安心のドライブをサポートする。
エクストレイルは、「ヒルスタートアシスト」、「アドバンスドヒルディセントコントロール」、「ヨーモーメントコントロール」機能を搭載した4WDシステム「ALL MODE 4×4-i」を継承しながら、世界初となる「アクティブライドコントロール」「アクティブエンジンブレーキ」や、「コーナリングスタビリティアシスト」といった先進技術を全車に採用し、乗りごこちや運転のしやすさ、安全性などを大幅に向上させている。
ユーティリティ装備では、ポケットやカップホルダー等の収納スペースを増やすことでユーザーの使い勝手を向上させている。またインテリジェントキーを持っていれば手や物をセンサーにかざすだけでバックドアが開く、ハンズフリー機能付きリモコンオートバックドアを採用することで、荷物を抱えたままでもバックドアの操作が可能となった。
さらに新開発の前席スパイナルサポート機能付シートによって、長距離移動の疲労を軽減する。また、5人乗りの2列シート車に加え、7人乗りの3列シート車を新たに設定した。
先進機能では、「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「LDW(車線逸脱警報)」「進入禁止標識検知」を求め易い価格でパッケージにした「“エマージェンシーブレーキ パッケージ”」グレードを設定したことに加え、「BSW(後側方車両検知警報)」や「ふらつき警報」もオプション設定で用意している。(編集担当:久保田雄城)