労働者保護ルール改悪阻止闘争本部を設置 連合

2013年10月24日 22:11

 連合が24日、古賀伸明会長を本部長とする『労働者保護ルール改悪阻止闘争本部』を設置。看板をあげた。2014年の通常国会終了まで設置の予定で、安倍政権の国際競争力推進や世界で最も企業が活動しやすい環境づくりのなかで、労働者保護のルールが崩される危険への危機感を持続し続ける意味からも、看板設置を行い、情勢把握を常にしていく考え。

 連合では闘争本部を中心に街頭宣伝やメディア対策などで労働者保護改悪への反対世論形成につとめていく。

 一方、連合は来春の闘争方針への基本構想を同日、確認。「来春闘は景気回復局面にあること、物価上昇局面にあることなどをふまえ、経済成長と所得向上を同時に推進することが不可欠」とし「月例賃金にこだわる取り組みを展開する」。

 具体的には「提起昇給・賃金カーブの維持相当分(2%)の確保に加え、賃上げ1%以上を加える。また格差是正分(1%目安)を積極的に求めていくことを基本にする。

 連合では11月上旬の中央討論集会を経て、春闘方針を決めていくことにしている。1人当たりの賃金上昇目標は3%から4%になりそう。(編集担当:森高龍二)

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