グリコとコーエーテクモが今中間期の業績予想を上方修正、ライトオンの既存店売上がマイナス、コロプラのスマホ専用ゲームが1000万DLを突破=23日の注目銘柄
2013年10月23日 09:28
【10月23日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 23日の注目銘柄です。グリコとコーエーテクモが今中間期の業績予想を上方修正、ライトオンの既存店売上がマイナス、コロプラのスマホ専用ゲームが1000万DLを突破。
江崎グリコ(東:2206)は22日、2014年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正し、純利益を前回予想の41億円から前年同期比2.5倍の75億円に引き上げた。増収に加え、海外子会社の売上原価率ダウンなどがあったことから前回予想を上回る見込み。売上高は同1680億円から同8%増の1696億円に、営業利益は同57億円から同89%増の97億円に、経常利益は同60億円から同91%増の106億円に、それぞれ引き上げた。
コーエーテクモホールディングス(東1:3635)は22日、2014年3月期第2四半期の連結業績予想を上方修正し、純利益を前回予想の10億円から前年同期比4.2倍の23億円に引き上げた。ゲーム事業において、6月に発売した家庭用ゲーム機向けタイトル「討鬼伝」のリピート出荷が好調で累計47万本を販売した。売上高は同145億円から同12%増の154億円に、営業利益は同4億円から同78%増の16億円に、経常利益は同20億円から同3.1倍の38億円に、それぞれ引き上げた。なお、通期業績予想については前回予想を据え置いた。
ライトオン(東:7445)が22日に発表した月次売上高前年比情報によると、10月度の既存店売上高は前年同月比11.9%減だった。例年に比べ気温の高い日が続いたため、主力の秋物商品の販売が伸び悩んだ。既存店客数は同5.1%減、既存店客単価は同7.1%減だった。また、全社売上高は同12.2%減、全社客数は5.8%減、全社客単価は同6.9%減だった。
コロプラ(東マ:3668)は22日、スマートフォン専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が、10月20日時点で累計1000万ダウンロード(日本国内)を達成したと発表した。10月11日に900万ダウンロードを達成してから9日間での1000万ダウンロード達成となった。なお、1000万ダウンロード突破を記念し、10月22日よりゲーム内にて限定レアカードが登場するキャンペーンを実施する。【了】