【今日の言葉】マーケット版・藤原の効果

2013年10月23日 10:23

  『マーケット版・藤原の効果』=台風に関係して、『藤原の効果』が報道されている。2つの熱帯低気圧や台風が互いに作用して勢力が増し、あるいは複雑な動きとなることを言うのだそうだ。1921年(大正10年)に中央気象台長だった藤原咲平氏の提唱によると記されている。

  今、台風27号と28号が接近し、まさに藤原の効果を呈しているという。マーケットにも似た現象は頻繁に起きている。NYダウに引っ張られて日経平均が大きく変動することは言うまでもない。個別銘柄でも類似した銘柄が「引合い」、「相寄り」、「追従」、「同行」することは多い。マーケットでは、「比較感」、「出遅れ感」と呼んでいる。もちろん、肝心なのは熱帯低気圧発生のようにマーケットで先駆する銘柄が登場することである。

  台風は夏場に多いが株式マーケットでは秋から春に発生することが多く、昨年秋から今年5月頃まで『株式版藤原の効果』がみられた。「次はどこで熱帯低気圧型銘柄が発生するか」を見守っている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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