三菱電機、メキシコで空調機器を生産開始

2013年10月21日 18:20

 三菱電機は21日、メキシコのPIMS, S.A. de C.V.において、空調機器の生産を10月21日に開始すると発表した。空調機器の開発・製造・販売の一貫体制を構築することで、北米における空調事業のさらなる拡大を図る。

 米国ではダクト式セントラル空調が主流だが、近年の省エネ意識向上により、消費電力の少ないダクトレス・スプリット空調の需要が増加している。三菱電機は1982年に米国で空調事業を開始して以来、現在では米国のダクトレス・スプリット空調市場においてトップのシェアを有している。今年4月には、ジョージア州グイネット郡(アトランタ市近郊)に技術センター・研修施設および倉庫を集約したMitsubishi Electric US, Inc.の空調冷熱部門の新事務所を設立した。

 今回、メキシコのPIMSでの空調機器の生産開始により、販売・開発と連動した製品の効率的な市場投入を行うことで、北米での空調事業拡大を図る。

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