2041年の東京では「極端な猛暑が日常になる」 ハワイ大学予測シナリオ

2013年10月21日 13:37

masakun 曰く、 ハワイ大学の研究グループが、気候変動予測シナリオである「代表的濃度パス(RCP)」を用いて、「新たな気候」(過去数年の極端な猛暑が日常になる気候)が実感されるようになる時期を世界的に推定し、natureに発表したという(Wired.jpClimate News Networknature.comの記事)。

 RCP8.5の場合、世界で一番早く壊滅的な気候変動の影響を受ける都市は、インドネシア西パプア州の州都マノクワリで、2020年には壊滅的な気候変動により「新たな気候」に入るという。インドネシアの首都ジャカルタは2029年、メキシコの首都メキシコシティーは2031年、ケニアの首都ナイロビは2036年、そして東京は2041年と推定されるという。

 ところで最近気象庁が気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書第1作業部会報告書の政策決定者向け要約の日本語暫定訳を公開したが、その中でも

 1950年頃以降、多くの極端な気象および気候現象の変化が観測されてきた(詳細は表SPM.1を参照)。世界規模で、寒い日や寒い夜の日数が減少し、暑い日や暑い夜の日数が増加した可能性が非常に高い。ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの大部分で熱波の頻度が増加している可能性が高い。陸域での強い降水現象の回数が増加している地域は、減少している地域よりも多い可能性が高い。

 さらに今世紀末には暑い日や暑い夜の増加/寒い日や寒い夜の減少はほぼ確実となり、「ほとんどの陸域で継続的な高温/熱波の頻度や持続期間の増加」も「可能性が高い」とされている。2040年代の日本は冬の暖房の心配をしなくても済みそうな反面、夏は酷暑続きで突然のゲリラ豪雨に悩まされたりするのだろうか。

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