バンタンとパルコが「アジアファッションコレクション」を開催 - 研究生の2ブランドがNYデビュー決定

2013年10月19日 21:20

アジアファッションコレクション(Asia Fashion Collection)は、アジアのファッション産業のさらなる発展を目指し、バンタンとパルコが共同でアジアの若手デザイナーを発掘・インキュベートするプロジェクト。


[ この記事の画像を見る ]


2013年10月19日(土)に東京・渋谷ヒカリエで開催された東京ステージでは、韓国、台湾、香港の各国代表各1ブランドをゲストに迎えると共に、バンタンデザイン研究所所属のデザイナーの12ブランド、計15ブランドがファッションショーを行った。


バンタンの学生が手がける12ブランドは、ニューヨークでの世界デビューをかけて戦った。韓国の「アルシミスト(R-SHEMISTE)」、台湾の「オースティン・ウー(AUSTIN. W)」、香港の「ハング(HANG)」の3ブランドは既にニューヨークで発表することが決まっている。バンタンの長澤俊二社長は「学内ではなくこのような大きな実学のステージを提供できることに、とてもエキサイトしている。アジアから世界へ堂々とファッションを発信していきたい」とコメント。


今回、選出された2ブランドは清優海子のセイ(Sei)と岸本明子のイズ(is)。岸本は「昨日から徹夜で頭が回りませんが、嬉しく思います」と、清は「信じられない!ありがとうございます」と受賞に感激し、涙した。


このコンテストの審査員を務めたのは、ユナイテッドアローズの栗野宏文、アーティストの舘鼻則孝、BEAMSの南馬越一義、ファッションニュース編集長の村上要の4人だ。日本からはこの2ブランドが次の2014-15年秋冬シーズンで、ニューヨークのメルセデス・ベンツ・ファッションウィークの大舞台を踏めることとなる。


関連記事

最新記事