東京電力:9月の販売電力量は2.9%減、前年に比べて気温が低く冷房需要が減少、上半期も1.3%減で前年水準を下回る

2013年10月18日 17:58

【10月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 東京電力(東:9501)が18日に発表した9月の販売電力量は、前年同期比2.9%減の240.7億kWhだった。3カ月ぶりに前年同月実績を下回った。

 8月下旬から9月にかけての気温が前年に比べて低めに推移し、冷房需要が減少したことなどから、家庭用などの「電灯」が同2%減。ビル・商業施設などの「業務用」も、同様の理由で同4.3%減となった。

 工場など産業用の主力である「大口電力」は、機械、化学、非鉄金属、窯業土石など主要業種が前年を下回ったため、同1.3%減と4カ月ぶりに前年実績を下回った。

 なお、2013年度上半期(4-9月)については、販売電力量が前年比1.3%減の1316.8億kWh。家庭用の「電灯」が同1.4%減。「業務用」が同1.7%減、「大口電力」は0.2%減となった。【了】

関連記事

最新記事