【銘柄フラッシュ】エナリスやペプチドリームが急伸し重松製作所も高い

2013年10月18日 16:16

  18日は、シャープ <6753> が最新の「IGZO」スマートフォン用パネルを生産と伝えられて出来高1位の活況となり1.03%高。ただ、ソニー <6758> は0.4%安、ブリヂストン <5108> は1.5%安など、黒田日銀総裁が午後、全国信用組合大会で講演と伝えられ、円相場をにらんで様子見気分。トヨタ自動車 <7203> も1.0%安。

  鉄建 <1815> が13.4%高、熊谷組 <1861> が8.3%高など、中央リニア新幹線建設への国費投入期待を材料に建設株の動意が再燃。また、成長戦略特区での容積率緩和観測が伝えられて三井不動産 <8801> が1.1%高など不動産株が堅調。、不二サッシ <5940> は8.9%高、陽光都市開発 <8946> (JQS)は1.8%高。

  防毒・防塵マスクの重松製作所 <7980> (JQS)は13.2%高の急伸。「PM2.5」などによる中国の大気汚染対策として人気化し、興研 <7963> (JQS)は3.0%高程度だが高値に接近。

  10月8日に新規上場のエナリス <6079> (東マ)は電力自由化への期待とされて20.0%ストップ高となり、連日の上場来高値。6月に上場したペプチドリーム <4587> (東マ)も再生医療を巡る環境整備への期待から20.5%高となり上場来の高値となった。

  東証1部の値上がり率1位は医療・介護関連の人材派遣のエス・エム・エス <2175> の16.2%高となり外国人介護士などの拡大期待が言われて高値更新、2位は大豊建設 <1822> の15.9%高となり中央リニア新幹線の関連株と急動意となって出直り拡大、3位はラサ工業 <4022> の13.7%高となり台風大雨後の除染関連とされて急反発となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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