『火の女神チョンイ』キム・ボム、イ・サンユンに憤懣ぶつける 「自分はチョンイにとってただの兄」

2013年10月17日 21:51

 MBC月火ドラマ『火の女神チョンイ』(脚本:クォン・スンギュ、イ・ソユン、演出:パク・ソンス、チョン・デユン)で、キム・ボムがイ・サンユンに対し、これまで我慢してきた鬱憤を吐露する姿が描かれた。

 前回第29話では、チョンイ(ムン・グニョン)に関する全ての状況を自分より詳しく知っているテドに対し嫉妬心を露わにしたグァンヘ(イ・サンユン)と、そんなグァンヘに対しチョンイの本当の気持ちに気付かせようとするテド(キム・ボム)の姿が描かれた。

 テドは、チョンイの父親を殺害した犯人の正体を自分だけが知らないと憤怒するグァンヘに対し「あなたにご迷惑がかかってはいけないと思い黙っていたのです」とチョンイの思いを代弁した。しかしグァンヘの怒りは収まらず、テドに対し「お前が羨ましい」と内心を吐露した。

 するとテドは、「私が羨ましい?チョンイの全てを知っていたら、その心まで掴んだことになるとでもお思いですか?」とグァンヘの言葉を詰まらせた。

 そして、自分はチョンイにとってただの兄のような存在であること、男として見てもらいたいが思い通りにはならない心情などを嘆きながら「あんなに隠そうと努力しているチョンイの気持ちを、どうしても私から言わなければ分からないんですか?」と訴えた。

 この日テドは、チョンイを誰よりも大切に想っているが、自分ではないグァンヘを選んだ彼女の気持ちを尊重し彼らのキューピッド役に回るしかなかった自分の状況に、やるせないような複雑な表情を浮かべ、視聴者の視線を集中させた。

 特にキム・ボムの切ない眼差しと見事な感情演技が見る者を惹きつけ、放送を見たネットユーザーからは好評のコメントが相次いだとのこと。ネットユーザーらは、「キム・ボムの切ない眼差しに胸が詰まった!」「我慢していた鬱憤がついに爆発したか!」「俳優らの好演が私をドラマにハマらせている!」「キム・ボムの切ない感情演技が引き立つ回だった」などと熱い反応を示した。

 なお、日本に拉致されたチョンイを探し出そうと奮闘するテドとグァンヘの姿が描かれながら、今後の展開を更に気にならせているMBC『火の女神チョンイ』は、毎週水木曜日の夜10時に放送中。(翻訳:宮本りさ)

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