レクサス、「GS」にハイブリッドモデル「GS300h」を設定

2013年10月17日 18:00

 トヨタ自動車の高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」は、「GS」にハイブリッドモデル「GS300h」を設定したほか、GS450h、GS350、GS250を一部改良し、全国のレクサス店を通じて10月17日に発売した。

 GS300hは、2.5L直列4気筒アトキンソンサイクルD-4Sエンジンと高トルクモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。グランドツーリングセダンにふさわしいダイナミックな走りとともに、クラストップレベルのJC08モード走行燃費23.2km/Lを実現。「平成27年度燃費基準+20%」と「平成17年基準排出ガス 75%低減レベル」を達成し、「環境対応車 普及促進税制」の減税措置の対象としている。環境性能を追求したハイブリッドモデルであるGS300hの設定により、より高い走行性能を目指したGS450hと合わせ、LEXUSハイブリッドラインアップを一層充実させた。

 一部改良では、GS350(2WD車)に8-Speed SPDSを新採用し、高速巡航での燃費向上に貢献した。また、多段オートマチックトランスミッションならではの滑らかな加速と、最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立した。

 また、走行中、ドアミラーで確認しにくい後側方を走行する車両をレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起することで車線変更時の安全運転を支援するブラインドスポットモニター(BSM)をオプション設定。 さらに、ヘッドアップディスプレイをカラー表示に変更し、視認性を向上した。

 インテリアでは、バンブーのオーナメントパネルの設定をGS350、GS250の“Version L”、“I package”に、本木目(ウォールナット、縞杢)のオーナメントパネルの設定を“F SPORT”に拡大。このほか、LSにも採用したレクサス クライメイト コンシェルジュを標準装備(除く一部グレード)した。オートエアコン、シートヒーター、シートベンチレーションを連携制御させて車内を快適に保つとともに、冷やしすぎ、暖めすぎといった過度な働きを抑制することで省燃費にも寄与する。

 エクステリアでは、全車においてフロントフォグランプをLEDタイプに変更したほか、LEDクリアランスランプに昼間の被視認性を高めるデイライト機能を追加。 “version L”には19インチアルミホイールをオプション設定した。なお、外板色には、新たに“F SPORT”専用色ホワイトノーヴァガラスフレークを設定し、全11色とした。

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