サイバーA:「アメーバピグ」で成年と18歳未満の利用者の交流を分断、青少年ユーザーをトラブルから保護するため

2013年10月15日 17:41

【10月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 サイバーエージェント(東M:4751)が運営するコミュニティサービス「アメーバピグ」は15日、18歳以上と18歳未満とで仮想空間を分離すると発表した。10月22日より移行する。

「アメーバピグ」では、青少年ユーザーの保護を目的として、2012年4月より15歳以下の利用者に対し、年齢情報に基づいた機能の利用制限・利用禁止などを行ってきた。今回、15歳以下の利用者に対するコミュニケーション規制を解放し、規制対象年齢を18歳と拡大したうえで、18歳未満と18歳以上の利用者の仮想空間を分離する。

 仮想空間の分離により、18歳未満利用者専用の「アメーバピグ」では、15歳以下の利用者も、年齢情報によって別々の世界に分離された新しいサービスの中で、他の利用者(18歳未満)とのコミュニケーションなど、18歳以上の利用者と同様の機能やサービスが利用可能になる。

 これにより、成年者と18歳未満の利用者の交流を分断し、18歳未満専用サービスにおける24時間有人監視でのパトロールの徹底、システムで入力不可とするチャットでのNGキーワードの拡充、啓発活動を行うことで、青少年ユーザーがトラブルや犯罪に巻き込まれることを防ぐ。

10月22日のメンテナンス完了後、「アメーバピグ」利用者を、10月22日のメンテナンス完了後、「Ameba」登録年齢にあわせ、自動的に18歳未満専用サービスおよび18歳以上専用サービスに振り分けるという。【了】

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