楽天:共通来店ポイントサービス「スマポ」運営のスポットライト社を買収、O2O事業を強化

2013年10月15日 18:06

【10月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 楽天(東:4755)は15日、スマートフォンを使った共通来店ポイントサービス「スマポ」を提供するスポットライト社(本社:東京都渋谷区)を買収し、完全子会社化すると発表した。買収額は非公表。


スポットライト社は、スマートフォンのアプリを利用した国内初の来店自動検知型の共通ポイントサービス「スマポ」を、2011年9月より提供している企業。 スマートフォンの普及によってO2O(オンライン・トゥー・オフライン)市場が急速に発達する中、「スマポ」は独自の超音波による来店検知プラットフォームや先行優位による加盟店拡大により、現在、国内トップの送客数の実績を誇っている。現在の加盟店は、アパレル、商業施設、百貨店、スーパーマーケットなどの小売店鋪を中心に23都道府県の約700カ所で約90ブランドに拡大している。

 楽天は、今後同社グループが保有する国内最大級のネット会員基盤を活用し、「スマポ」の送客力強化と加盟店拡大を行っていく。また、スポットライト社が「スマポ」加盟店に提供している来店検知プラットフォームを活用し、新たに楽天グループの会員を実店舗へ送客するサービスの展開を検討。O2O事業の一層の強化を図る。【了】

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