紀伊國屋書店など3社、合弁会社「日本電子図書館サービス」を設立

2013年10月15日 13:33

 紀伊國屋書店は15日、KADOKAWA、講談社とともに、学校・公立図書館向けの電子書籍貸出サービス提供の準備を始めるために、合弁会社「株式会社日本電子図書館サービス」を本日設立したと発表した。

 電子書籍元年と言われた2011年以降、さまざまなデバイスやストアが誕生し、電子書籍市場は拡大傾向にあるが、一方で図書館における電子書籍貸出サービスはまだまだ実験的な段階にとどまっている状況。これまで3社は協同して、電子書籍時代における利用者の利便性向上、図書館関係者の運用への支援、著作者への適正な利益配分等を行う業界共通プラットフォームの必要性などを議論してきたが、今回、本格的な事業化に向けた準備のために合弁会社を設立した。

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