『怪しい家政婦』第6話 チェ・ジウの“ハンバーガーの秘密”が明らかに

2013年10月10日 22:05

 1人で3人分のハンバーガーセットを注文するチェ・ジウの秘密が明らかになった。彼女にはどうしても忘れられない家族がいたのだ。

 今月8日放送のSBS月・火曜ドラマ『怪しい家政婦(原題)』(脚本:ペク・ウンチョル 演出:キム・ヒョンシク)第6話で、ホン所長(キム・ヘスク)はボンニョ(チェ・ジウ)にドゥギョル(チェ・サンウ)が紹介所を訪れたと話し「そういえばあなたの息子が生きていたら同じ年頃でしょう?」と尋ねた。衝撃の過去が明らかになった瞬間だった。

 ホン所長は何気なく投げかけた質問を慌ててごまかし後悔したが、ボンニョはむなしさと悲しみの混じったまなざしのまま黙って席を立った。そして再び遊園地へ向かった。

 いつものように1人で注文した3人分のファミリーセット。そのようなボンニョの姿を遠くからのぞき見した謎の追跡者は隠しカメラにボンニョの姿をとらえた。

 これに先立ちボンニョは自分の進退問題に対して助言を求めるサンチョル(イ・ソンジェ)に「私は誰かの人生について語る資格がない」と答えた。

 またハンギョルの無断家出を止めないことについて「ボンニョさんも女性でしょう?母親のような気持ちがあるのでは?」と尋ねられると「そんなものはどこかに捨てました」と無味乾燥に答えるボンニョ。

 子供を死なせた母としての罪を背負っている自分がどうして他人の人生に関して忠告できるか、というボンニョならではのつらい自責の念が垣間見えた。

 今回はボンニョのつらい過去がおぼろげながら明らかになり、なぜ彼女が笑いを失って生きることになったのかについて基本的な疑問は解けたが、他のミステリアスな部分は相変わらず残ったままだ。

 ボンニョに息子がいたとすれば当然夫もいただろうが、夫は誰なのか、ひょっとして離婚したのか、でなければ死別か、更に、しつこく彼女を尾行する謎の追跡者の目的は何であろうか。

 初登場時から謎めいたミステリアスな人物パク・ボンニョというキャラに対し、最初の疑問が解消したにもかかわらず視聴者の好奇心は更に高まっている。彼女の性格や行動ぶりを見る時、多くの隠された秘密があるように見えるためだ。

 来週の放送では謎の追跡者がボンニョと対面、本格的にその正体を表す展望だ。(翻訳:中島礼子)

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