三菱電機:米国で自動車用電装品の生産体制を強化、約70億円を投資

2013年10月8日 15:09

【10月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 三菱電機(東:6503)は8日、三菱電機オートモーティブ・アメリカ(米国オハイオ州 メイソン)に約70億円を投じ、自動車用電装品の生産体制を強化すると発表した。低燃費を実現する高効率オルタネーターと電動パワーステアリング用モーターコントローラーユニットの量産を開始する。2016年にはそれぞれ年間約130万台の生産を目指すという。

 米国では、自動車販売が一時の落ち込みから回復しており、燃費規制が強化されるなど自動車の低燃費化への要求が強まりつつある。同社は今回、小型・軽量・高効率・高出力化を実現した製品を投入することにより、事業規模の拡大を図る。【了】

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