ファミマとイズミヤがコラボ店舗を出店、コンビニとスーパーの機能を融合

2013年10月7日 13:06

 ファミリーマートとイズミヤは、コンビニエンスストアとスーパーマーケットの双方の機能を兼ね備えた新たなビジネスモデルの構築に向けて、「ファミリーマート×イズミヤ寺田町東店」(大阪府大阪市生野区)を10月29日に開店する。

 今回両社は、“家庭のキッチン”をコンセプトに、コンビニエンスストアならではの利便性や商品力(中食などの商品やサービス)と、スーパーマーケットの強みである出来立て惣菜、生鮮食品、日配品、加工食品などの品揃えを一体化させ、新しい形の店舗フォーマットを構築する実験を、ファミリーマート×イズミヤ寺田町東店及び2014年開店予定の合計2店舗で実施する。

 「ファミリーマート×イズミヤ寺田町東店」では、ファミリーマートが展開する商品やサービスと、イズミヤが展開する“出来立て惣菜”をはじめ、肉・野菜・魚などの生鮮食品や日配品、調味料などの加工食品の品揃えを一体化させることで、コンビニエンスストアやスーパーマーケット単体では実現できない利便性を提供し、“ワンストップショッピング”の実現を目指していく。

 店舗の入り口ではプロモーションコーナーを設置し、“旬”のお買い得商品や季節商材などを展開することで買い物の楽しさを演出したり、生鮮食品と調味料などの加工食品を近接する売場で展開することで家庭のおかずのメニュー提案も行う。

 また、店内には木目調の内壁やカウンターを採用するとともに、2階には合計42席のイートインコーナー(Wi-Fi導入)も設置することで、快適に買い物できる空間づくりを行っていく。営業時間も24時間にすることで、若者や会社員など昼間に買い物をすることが難しい顧客の需要に応える。

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