住友ゴム、ブラジルでタイヤ工場を稼働開始
2013年10月4日 18:54
住友ゴム工業は4日、中南米における同社グループとして初のタイヤ工場であるSumitomo Rubber do Brasil Ltda.の開所式を、10月3日に同工場敷地内(パラナ州ファゼンダ・リオ・グランデ市)で実施したと発表した。
開所式では、住友ゴムの池田育嗣社長が挨拶を行い、「住友ゴムグループにとって、ブラジル工場から中南米市場にタイヤを供給していく事が成長のエンジンとなり、またそれがブラジルやパラナ州の経済発展に寄与できるものと確信している」と述べた。
現在ブラジルを中心とした中南米地域では、堅調に成長を続ける経済の下、自動車産業が急速に拡大しており、それに伴い自動車タイヤの需要も増加している。住友ゴムはブラジル工場の稼動により同地域での供給体制を強化し、タイヤ事業の一層の拡大に取り組んでいく。