セブン&アイHD:今中間期の純利益25%増、コンビニ事業で「セブンカフェ」とPB商品が好調、過去最高益を更新
2013年10月3日 17:37
【10月3日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 セブン&アイ・ホールディングス(東:3382)が3日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比25%増の833億円。コンビニエンス事業と金融関連事業の好調が、大幅な増収を牽引した。
コンビニエンスストア事業においては、プライベートブランド商品の「セブンプレミアム」「セブンゴールド」の品揃え強化が奏功したほか、全店に導入したセルフ式ドリップコーヒー「セブンカフェ」が計画を大幅に上回るヒットとなっており、既存店売上が好調に推移した。金融関連事業では、ATMの設置台数の拡大によって総利用件数が増加。クレジットカードの会員数も順調に増加した。
営業収益は同15%増の2兆8076億円、営業利益は同12%増の1645億円、経常利益は同12%増の1648億円だった。各利益とも過去最高を更新し、経常・最終利益では中間期予想を上回る好決算となった。なお、通期業績予想についての変更はない。【了】