『相続者たち』イ・ミンホ vs チェ・ジンヒョク、米国の農場で1対1の睨み合い

2013年10月2日 23:28

 『相続者たち』のイ・ミンホとチェ・ジンヒョクが米国ロサンゼルスのアーモンド農場で緊迫した睨み合いを繰り広げた。

 9日から放送が始まるSBS新水木ドラマ『王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-相続者たち』(脚本:キム・ウンスク、演出:カン・シンヒョ、制作:ファエンダムピクチャーズ)で、イ・ミンホとチェ・ジンヒョクはそれぞれ財界の相続人としてすべてを手にしながらも、望まない痛みまで背負って生まれたきた‘帝国グループの相続者’キム・タン役と、どうやって生き残るかばかりを考えながら熾烈に生きてきた‘帝国グループの社長’キム・ウォン役を演じ、皮肉な運命を背負って生まれた兄弟の姿を描いていく予定だ。

 放送に先立ち、イ・ミンホとチェ・ジンヒョクが偶然1対1となり、冷たい視線を交わすシーンが公開された。

 切ない表情でチェ・ジンヒョクを見つめるイ・ミンホと無情で冷たい表情で見つめるチェ・ジンヒョクの姿が目を引き、美しい自然の中で冷やかな視線を交わすしかない2人の事情とは一体どういうものなのか、好奇心がそそられる。

 イ・ミンホとチェ・ジンヒョクの初めての出会いのシーンは、先月8日に米国カリフォルニア州のアーモンド農場で撮影された。2人が華やかなパーティーが開かれている広い農場の一角でぶつかる場面だ。

 撮影がスタートするや、イ・ミンホはさびしさと痛みを心に抱くキム・タンの姿を色濃く表現し、チェ・ジンヒョクは独特のダークオーラが漂う帝国グループ社長キム・ウォンの姿を演じた。

 同撮影ではイ・ミンホとチェ・ジンヒョクが圧倒的なオーラを放ち、現場も息を呑むほどだったという。2人はカン・シンホPDとともに感情表現について議論を交わしたり、2人が向い合う動線をチェックしたりと熱意を持って撮影に臨み、氷のような眼差しの演技を繰り広げた。

 見守っていたスタッフたちは、「声も出ないような威圧感で、撮影現場が静まり返った。名シーンが出来上がったと思う」と絶賛した。

 撮影についてチェ・ジンヒョクは、「時差もあったし撮影地の移動距離も長かったので大変だったが、ベストを尽くして撮影に臨んだ。気候がすごく暑くて辛かったが、その分良いシーンが撮れたと思うので嬉しい」と感想を伝えた。

 制作会社ファエンダムピクチャーズ側は、「イ・ミンホとチェ・ジンヒョクの‘カリスマキング’による幻想的な呼吸が撮影現場を包んだ。蒸し暑い天気とハードな日程でも最高のシーンを作り出そうと奮闘するイ・ミンホとチェ・ジンヒョクの姿に、スタッフ皆が胸を打たれた」と伝えた。

 『相続者たち』は、『シークレットガーデン』、『紳士の品格』などの名作を生んだ‘ヒット作製造機’キム・ウンスク作家と、『いかさま師~タチャ』と『マイダス MIDAS』を演出したカン・シンヒョPDが初めてタッグを組んだことで話題を集めている作品。

 富裕層の高校生たちの愛と友情を描く青春ラブコメディーだ。韓国の上位1%の相続者たちと極平凡で現実的な貧乏相続人のヒロインが繰り広げる、甘くときめくようなラブロマンスを描いていく。(翻訳:中川)

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