オアシス、セリーヌ・ディオンを支えたポリー・アンソニー死去
2013年10月1日 18:13
エピック、ゲフィンなどのレコードレーベルで重役を務めたポリー・アンソニーが、すい臓がんとの長い闘病の末に亡くなったことが、ラジオ・音楽ニュース“All Access”によって伝えられた。
アンソニーはパール・ジャム、オアシス、コーン、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、セリーヌ・ディオンなど。世界的なミュージシャンたちを後援し育てた情熱的でアーティスト思いの人物として知られ、CBSレコードでのアシスタントからエピックの広報宣伝担当 上級副社長にまで登りつめ、その後はソニーの550 レコーズ、エピック・レコード・グループの社長に。2004年にはジョーダン・シュールとゲフィンの共同社長に就任した。
今回の訃報を受け、ソングライターのダイアン・ウォーレンは自身のFacebookに「親愛なる友人であり姉妹であるポリー・アンソニーが亡くなりました。ご家族をはじめ、私が幸いにも人生を共有できたこの素晴らしく、誠実で、守ってくれる強い女性と知り合うことのできた幸運な人々を想い、胸が張りさけそうです。私の心にあいた穴は永遠に埋まることがないでしょう。愛するポリー、安らかに」と記している。
近年、アンソニーは様々なテレビや映画の仕事を手掛けてきたが、目立たないようにしていたため、昔の同僚たちの多くは彼女の病気に気付かなかったという。