良品計画:今中間期の純利益37%増、国内直営事業が大幅に伸びる、過去最高益を更新

2013年10月1日 18:00

【10月1日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 良品計画 (東:7453)が1日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比37%増の65億円だった。国内直営事業およびアジア地域事業を中心に売上高が伸長し、過去最高益を更新した。

 国内直営事業では、直営店の売上高が前年同期に比べ5.1%増加したことに加え、ウェブの売上高が前年同期に比べ12.4%増と大幅に伸びた。

 商品面では、衣服・雑貨部門で暑い夏を快適に過ごすための「綿でくつろぐ」シリーズの婦人肌着や、夏素材の帽子ならびにストール類が好調だった。生活雑貨部門では、価格も見直した「エイジングケア」シリーズ、食品部門では、タイカレーなど多くの種類を揃えた「レトルトカレー」シリーズが中心となって、売上を牽引した。

 また、営業収益は同14%増の1041億円、営業利益は同2%増の97億円、経常利益は同9%増の106億円。

なお、通期業績予想に変更はなかったものの、市場関係者は「過去最高益は好感できる。今後、通期業績予想が上方修正されるかに注目したい」とコメントした。【了】

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