『主君の太陽』第14話 ソ・ジソプ、“防空壕ラブ”封印解除!
2013年9月27日 23:38
ソ・ジソプが、コン・ヒョジンに関する全ての記憶を取り戻した。
25日に放送されたSBS水木ドラマ『主君の太陽』(脚本:ホン・ジョンウン、ホン・ミラン、演出:ジン・ヒョク、クォン・ヒョクチャン)の第14話は、視聴率20%(ニールセンコリア、首都圏基準)を記録、同時間帯視聴率1位の座を固守した。
この日の放送では、ジュンウォン(ソ・ジソプ)がコンシル(コン・ヒョジン)のことを思い出し視線を引き付けた。記憶を失ったにも関わらず何故かコンシルのことが気になって仕方なかったジュンウォンは、コンシルのもとを訪ね正体を探ったり、コンシルと一緒にいる男に対して嫉妬心を剥き出しにしたりした。
スンモ(イ・ドヒョン)とスンジュン(ホン・ウンテク)にコンシルのことを聞いたジュンウォンは、何かを直感したかのように急いでコンシルのアパートに向かった。
そして、「オレはお前が誰か知らない。でも何故かオレにとってすごく重要な人物のような気がする。お前は一体誰なんだ?」と聞いた。しかし、既にジュンウォンのもとを離れることを決心していたコンシルは、二人の関係を金持ちの社長とその社長に近づく女だと嘘の説明をした。
コンシルの断固とした態度と何も思い出せない自分の状況から、それ以上何も言えなくなってしまったジュンウォンは、そのまま家に帰った。しかしどうしても気になったジュンウォンは、どうにかして思い出そうと努力した。
不思議なことは、何も思い出せないのにコンシルに対する嫉妬心はハッキリと感じるのだった。コンシルが他の男といるのを見たジュンウォンは、「オレから離れてまだそんなに経ってないのにもう他の男に乗り換えるのか?少しくらい寂しくても我慢しろ!」と率直な気持ちを伝えた。
またジュンウォンは、コンシルのことは思い出せなくても、何故かコンシルにあげたネックレスには見覚えがあった。ハンナ(ファン・ソニ)がジュンウォンの心を掴むため、コンシルと同じネックレスをつけて現れたのだ。ハンナのネックレスを見たジュンウォンは、「オレたちどこかで会ったことある?」と、そのネックレスから目を離すことができなかった。
結局ジュンウォンは、自分のために結ばれたコンシルと霊媒師との契約を破棄しようと、その霊媒師のもとを訪ねた。すると霊媒師は、「簡単なことよ。目覚めた瞬間消えたものを思い浮かべればいいのよ」と記憶を取り戻すヒントを与えた。
ジュンウォンはその後再びハンナのネックレスを凝視しながら、「失ったものを取り戻しに行かなければ」と言い周囲を慌てさせた。そしてハンナに向かって、「同じものではあるけれど、そのネックレスは本物ではない」と言いながらコンシルのもとへと急いだ。そしてコンシルに対し「お前、本当に防空壕がなくてもいいのか?」と言いながら、記憶を取り戻したことを遠まわしに伝えた。
この日の放送を見たネットユーザーらは、「ソ・ジソプが記憶を取り戻すことができて本当に良かった~!どんなに心配したことか・・・。エンディングシーンでは涙が出た・・・」「ソ・ジソプが記憶を取り戻した時、鳥肌が立った!演技が本当に上手い!」「ソ・ジソプのラブコメ演技、最高!ずうずうしい演技を繰り広げたかと思ったら、記憶を取り戻すシーンでは超シリアス!ギャップの魅力が最高!」などと熱い反応を示した。
更にこの日の放送ではハンナの正体を知って驚愕するカン・ウ(ソ・イングク)とクィド(チェ・ジョンウ)の姿が描かれ目を引いた。ハンナの身元調査をしていたカン・ウは、ジュンウォンの父親(キム・ヨンゴン)が見せた疑問の葉書の筆跡とハンナの筆跡が同じであることを確認した。
クィドもまた姪であるハンナを探しに行ったイギリスで、ジュンウォンの傍にいるハンナがまさに今自分が探している姪であることを知り、“100億ウォン拉致事件”の顛末が明らかになることを予告した。
更にこの日は、怪しい男ユ・ジヌ(イ・チョニ)が登場し視線を引き付けた。コンシルに頻繁にコーヒーを御馳走になっていた幽霊とユ・ジヌが、コンシルに関する話をしている姿が描かれたのだ。コンシルと同じ能力を持ったその男は、一体誰なのか!?詳細は、26日放送の続く第15話で描かれる。(翻訳:宮本りさ)