AMD、新世代GPU「Radeon R9/R7」シリーズを発表

2013年9月27日 18:17

あるAnonymous Coward 曰く、 9月25日、AMDは新世代GPUシリーズ「Radeon R9」および「Radeon R7」を発表した。開発コードネームは「Hawai」。市場予想価格89ドルとローエンドの「Radeon R7 250」から、演算性能が5TFLOPSを超えるハイエンドの「Radeon R9 290X」までラインナップされている(4GamerPC Watch)。

 Radeon HD 7000シリーズで導入された新しいグラフィックスアーキテクチャとなるGCN(Graphics Core Next)の改良版であること、DirectX 11.2への対応、電力効率の改善などが特徴。加えて4Kに代表される高解像度ディスプレイへの対応、GPU上でオーディオ・パイプラインをプログラムできる新しいオーディオ技術TrueAudioなどにも対応するという。

  Radeon R7 250カードのメーカー想定売価は89ドルで、容量1GBのGDDR5メモリを組み合わせ、「3DMark」の「Fire Strike」テストでスコアは2000を超えるとのこと。Radeon R7 260Xは同139ドル、2GB、3700。Radeon R9 270Xは同199ドル、2GB、同5500で、Radeon R9 280Xは同299ドル、3GB、6800とされている。最上位モデルであるRadeon R9 290Xの価格は未定。

 既存のRadeon HDシリーズでは型番の4桁の数字で世代とだいたいの性能が分かったが、今回の型番の刷新で混乱する人もいそうだ。

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