『主君の太陽』ソ・ジソプ&コン・ヒョジンをつなぐ“太陽ネックレス”、海外からも購買要望が殺到

2013年9月27日 22:53

 放送スタートから同時間帯視聴率1位の座を獲得し、水・木曜ドラマの中で独走を続ける『主君の太陽』。特に今回は主人公の二人の交錯した悲しい恋模様に、視聴者は切なさと好奇心をかきたてられた。

 先週は秋夕連休の余波で多少視聴率が低迷した『主君の太陽』だが、第14話では再び立ちながら番組と比べて圧倒的な視聴率の差を見せながら、水・木ドラマのトップに躍り出た。

 9月25日放送の第14話ではチュ・ジュンウォン(ソ・ジソプ)を自分の世界へ引き込んだためにケガをさせた罪悪感と、愛する恋人をどうにかして守りたい切迫した気持ちから、自分に関わるすべての記憶を封印した“太陽ネックレス”を隠すテ・ゴンシル(コン・ヒョジン)の姿が描かれ、多くの視聴者が感情移入した。

 ゴンシルを思い出そうと努力するジュンウォンとそんなジュンウォンの元からきっぱり離れようと決心したゴンシルの様子は、今後の展開への期待感を高めた。

 ゴンシルとジュンウォンを結ぶ最後の“連結の輪”であり、ゴンシルがジュンウォンの“防空壕”から離れて以来、唯一のよりどころとして登場した太陽ネックレスは、愛する人との思い出を守ろうとする意味が加わり、ドラマが展開するにつれて視聴者が今一番求めるネックレスとして関心が集中している。

 J.ESTINA製品の太陽ネックレスはドラマの人気を追い風に、韓国だけでなくネット配信放送を見て購買を希望する海外からの要望が殺到、“太陽”のモチーフを持つネックレスの波及力は当分続きそうだ。

 ラストシーンではジュンウォンが霊媒師のコ女史の協力で、ゴンシルと共に過ごした記憶が封印されているネックレスを握ってゴンシルの記憶がよみがえった姿が描かれた。オオカミが記憶を取り戻してヤギと過ごした時間を思い出すという寓話のように、お互いに与えられた逆境を勝ち抜く愛が描かれるかどうかに期待が高まっている。(翻訳:中島礼子)

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