ニトリHD:今中間期の純利益2%増、夏商材の好調などで増収増益、27期連続増収増益にプラス材料

2013年9月27日 18:13

【9月27日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 ニトリホールディングス(東・札:9843)が27日に発表した2014年2月期第2四半期の連結決算は、純利益が前年同期比2%増の178億円だった。前年に比べて天候に恵まれ、夏の季節商品をはじめとしたホームファッション商品の販売が大幅に伸びた。とりわけ冷感素材を用いた「Nクールシリーズ」の売上が大幅に増加した。

 売上高は前年同期比10%増の1867億円、営業利益は同3%増の311億円、経常利益は同微増の308億円。27期連続の増収増益に向けて、第2四半期での増収増益はポジティブに受け止められそうだ。

 また、通期連結業績予想の一部を上方修正した。消費税増税前に駆け込み需要が予想されるため、売上高を前回予想3760億円から前期比10%増の8840億円に引き上げた。一方、円安の影響による粗利益率の低下等から、各利益については前回予想を据え置いた。【了】

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