富士通とアニコムがペット事業で協業、動物病院向けクラウドサービスを展開

2013年9月26日 14:07

 富士通とペット保険大手のアニコムホールディングスは25日、国内における動物病院向けクラウドサービスの共同開発と共同販売について協業することで合意したと発表した。

 今回、第一弾として、アニコムが国内1,800病院に提供している動物病院向け顧客管理ソフトウェア「アニコムレセプター」に電子カルテシステムなどの診療支援や経営支援の機能を大幅に追加した、業界初のクラウド型動物病院向け医療支援サービス「アニレセ Fシリーズ」を共同開発し、今年11月より販売開始する。これにより、同サービスを利用する動物病院はクラウド上で得られる統計情報などを活用できるほか、病院間での診療情報の共有や医療連携、業務効率化による顧客満足度の向上が期待できる。

 今後も両社は、どうぶつ医療とICTにおける実績、経験・ノウハウ、技術を活用したサービスを展開し、動物病院がより高品質などうぶつ医療を提供できる支援システムの構築と、どうぶつ医療を起点として飼い主とペットが安心して暮らせる社会の実現を目指していく。また、トリミングサロン、ペットホテル、ペットショップといったペット関連企業向けのサービスにも取り組んでいく予定。

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