【パリ2014春夏=24日】 パリコレクションが開幕
2013年9月25日 19:24
9月24日、ニューヨーク、ロンドン、ミラノと続いたコレクションサーキットが、パリへとたどり着いた。10月2日までの9日間、100以上ものショーが行われ、半年後の流行を左右する、デザイナーたちの独創的なクリエイションが披露される。
●「ルシアンペラフィネ(lucien pellat-finet)」
パリコレクションの幕開けはメンズと同様、「ルシアンペラフィネ(lucien pellat-finet)」のプレゼンテーション。中南米にインスピレーションを得たヴィヴィッドでハッピーな色合いに、風景や動物など自然のモチーフや、マイケル・ジャクソンやデヴィッド・ボウイをイメージしたスカルなど、ユーモア溢れるモチーフをのせた。
ルシアンペラフィネと言えば上質なカシミアニットを連想するが、今シーズンはコットンとカシミアのミックス、あるいはコットン100%のニットを多く打ち出すなどコットンという素材の可能性を追求。スカルモチーフのドレッシーなレースはビスコースとコットンで表現されている。また、ジャカード織りで表現されるさりげないカモフラージュ柄やエンボス加工でクロコダイルの風合いを出すなど、高い技術で繊細なディテールを生み出していた。