ドイツのミュンヘン市、Windows XPユーザーにUbuntuのCDを配布

2013年9月19日 16:05

taraiok 曰く、 来年の4月でMicrosoftのWindows XPサポートは終了する。そのサポート終了の瞬間を狙って、ハッカー達がゼロデイ脆弱性を悪用した攻撃を行う予想が出ている。ドイツで3番目に大きな都市であるミュンヘン市では、自治体側がハッカー達による被害を防止する目的でWindows XPのユーザーに対してUbuntu 12.04のCD-ROMを無償で配布することを決定した(Windows 8 Appsmuenchen.de本家/.)。

 配布はミュンヘン市立図書館などの公共機関で行われ、配布枚数は2000枚ほどを予定しているという。2007年以降、ミュンヘン市は、Linuxおよびオープンシステムの普及に力を入れてきた。すでに自治体の所有する1万5000台のPCがLinux系に置き換わりつつある。

 スラッシュドットのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | Ubuntu | EU | Windows

 関連ストーリー:
サポート終了まで残り 1 年を切った Windows XP 2013年04月10日
Windowsを使い続ける理由? 2011年11月14日
MSとPC販売各社が「XP→7移行支援サービス」を提供、でも本当にWindows 7は必要なの? 2010年04月21日

 

関連記事

最新記事