【銘柄フラッシュ】リニア中央新幹線に期待し熊谷組や日本基礎技術、安藤・間など急伸

2013年9月19日 12:56

  19日前場は、米連邦準備理事会(FRB)が低金利政策を当面継続する方針を示したことが好感され、住友不動産 <8830> の4.8%高、ヒューリック <3003> の6.4%高など、不動産株が軒並み高。米国景気関連株はソニー <6758> が軟調など値動きが分かれたものの、三菱商事 <8058> は2.0%高、商船三井 <9104> は3.7%高など、大手商社株や海運株も高い。金相場に資金再還流との見方で金相場が上がり、住友金属鉱山 <5713> は8.2%高。

  リニア高速鉄道(リニア中央新幹線)関連株が活況高となり、トンネルやダムに強いイメージの安藤・間 <1719> は11.4%高、測量などのアイサンテクノロジー <4667> (JQS)は19.3%ストップ高、掘削の鉱研工業 <6297> (JQS)も16.0%ストップ高。

  東証1部の値上がり率1位は熊谷組 <1861> の23.7%高となりトンネル工事のイメージでリニア高速鉄道に期待、2位は丸三証券 <8613> の18.6%高となり昨日の大幅増配と自己株式の消却発表を好感、3位は日本基礎技術 <1914> の16.3%高となり、リニア高速鉄道関連の軽量株とされて2007年以来の400円台回復となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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